事例一覧

Case1.

共同配送案件の持続可能性再設計プロジェクト

年商200億円・営業利益率3%未満の製造業グループ物流子会社

ー背景ー

物流子会社は黒字ではあるものの、構造課題を抱えていた。

  • ドライバー不足
  • 燃料費上昇
  • 人件費上昇
  • 設備更新投資の未実施
  • 標準原価未整備

特に親会社案件は長年改定されていない包括単価で運営され、共同配送は条件のばらつきにより収益が不安定であった。

短期利益ではなく、中長期の供給責任を果たせる体制が問われていた。

-STEP-

Phase0.
構造診断
  • 親会社案件の原価分解
  • 共同配送積載率実測
  • トンキロ単価分析
  • 投資未回収リスク可視化

感情論ではなく事実と構造で示す

Phase1. 
原価モデル設計
  • 標準原価ロジック構築
  • 適正投資回収モデル設計
  • 人件費上昇シナリオ反映
  • 設備更新費用の織り込み

「適正利益」ではなく「供給を維持するために必要な収益水準」

-STEP-

Phase2. 
グループ最適提案
  • 物流機能停止リスク
  • 投資未実施による品質低下リスク
  • 人材流出リスク
  • 中期設備更新計画

単なる価格改定ではなく持続可能性確保のための段階的条件見直しを提案

Phase3.
共同配送再設計
  • 最低ロット基準設定
  • 非効率条件是正
  • 積載基準統一
  • 収益警戒ライン設定

目的は参加企業全体の持続可能性確保

Impact

共同配送積載率72%→88%

全体営業利益率3%→6%以上へ改善

親会社の判断は「値上げ」ではなくグループ全体の供給責任を守る為の戦略的持続可能性投資

物流子会社は単なる実行部隊ではなくグループの物流基盤を守る戦略インフラ部門へ転換

Case2.

全社物流KPI再設計プロジェクト

年商520億円・全国12拠点・自社物流と外注混在型企業

ー開始前ー

  • 年間物流費48億円
  • 前年差+2.4億円
  • 原因は「燃料高騰」と説明
  • 内訳は誰も説明不可

経営会議での実際の発言

「物流費は上がっているが、詳細は精査中です」

この状態が2年継続。

ー構造診断で判明した事実ー

1.拠点別収益性

12拠点中3拠点が実質赤字

2.積載率の実態

報告値85%

実測値76%

3.荷主別収益性

売上上位5社うち2社が実質赤字

-STEP-

Phase1.
KPI再設計
  • 拠点別限界利益
  • トンキロ単価
  • 積載率(重量基準)
  • 帰り便実車率
  • 荷主別粗利率

数は増やさず、経営に直結するものだけ。

Phase2.
管理会計モデル構築
  • 拠点別P/L再設計
  • 変動費/準固定費/固定費分解
  • 車両1台当たり収益可視化
  • 荷主別原価配賦ロジック策定

エクセルではなく、意思決定モデルとして設計。

-STEP-

Phase3. 
グループ最適提案
  • 物流機能停止リスク
  • 投資未実施による品質低下リスク
  • 人材流出リスク
  • 中期設備更新計画

単なる価格改定ではなく持続可能性確保のための段階的条件見直しを提案

Phase4.
共同配送再設計
  • 最低ロット基準設定
  • 非効率条件是正
  • 積載基準統一
  • 収益警戒ライン設定

目的は参加企業全体の持続可能性確保

Impact

積載率76%→88%

帰り便実車率58%→79%

赤字荷主2社 条件見直し

不採算拠点1拠点統合

営業利益率+1.6pt改善

一番大きな変化は経営会議で「物流費はあがっています」ではなく、「積載率改善により0.8億改善しました」と説明可能になったこと。

物流が説明責任を果たせる組織になった。

ロジエンスは
KPIを増やしません。
ダッシュボードを売りません。

物流を経営の意思決定構造に接続します。

こう感じたら一度ご相談下さい

物流費が不明

拠点別損益が曖昧

子会社管理が弱い

CLO機能を作りたい

「今の数字で経営判断できますか?」

Case3.

4PLガバナンス再構築プロジェクト

年商800億円・全国40拠点・自社物流と外注混在型企業

ー開始前ー

  • 取引運送会社32社
  • 拠点ごとに契約条件差異
  • 単価改定ルールなし
  • 品質評価基準なし
  • 監査年1回形式的

経営の悩み

「物流会社が多すぎてコントロールができていない」

ー構造診断で判明した事実ー

1.単価のばらつき

同一距離帯最大単価差18%

2.評価基準の曖昧さ

評価は「感覚」

3.パートナー過多

32社中上位8社が売上の72%占有

(他24社少量案件)

-STEP-

Phase1.
現状の数値化
  • 路線別単価比較表
  • 品質KPI統一定義
  • 事故/遅延/クレームの共通指標化
  • 実車率/積載率測定統一

感覚経営を排除。

Phase2.
パートナー評価制度
  • 品質
  • コスト競争力
  • 改善提案力

スコアリング化し、四半期ごとにランク分け。

-STEP-

Phase3. 
再編設計
  • 基幹パートナー10社に集約
  • 入札基準設計
  • 単価レンジ明確化
  • 価格改定ルール明文化

感情ではなく制度で管理

Phase4.
4PL-BPO開始
  • 月次モニタリング
  • 是正管理
  • 改善提案管理
  • 監査標準化

ロジエンスが統合管理

Impact

運送会社32社→12社へ集約

平均単価6%適正化

事故率▲35% 遅延率▲12%

監査時間 年間800時間→280時間へ削減

物流会社を減らしたのではない。

管理不能な状態を「統制可能な構造」に。

経営が「どの会社にどれだけ委託すべきか」

を数字で判断できるようになった。

Case4.

伴走型4PLアドバイザリープロジェクト

売上78億円・営業利益率3.6%・物流費9.4億円・5拠点・取引運送会社11社の製造業

ー背景ー

「物流費が高い気がするが正しいかどうか分からない」

  • 物流専任者不在
  • 総務部長が兼任
  • 契約書未整備
  • 価格改定履歴不明

問題は“高さ”ではなく、“構造が見えていないこと”でした

物流は経営インフラ。

1年目で構造を整え、2年目で経営に接続する。

ロジエンスは単発のコスト削減を行いません。そのため、2年伴走を基本としています。

-STEP-

1st year
構造を整える
1.現状の完全可視化
  • 全運賃一覧作成
  • 距離帯別単価マトリクス化
  • 拠点別簡易P/L作成
  • KPI導入

導入KPIは5つのみ

  • 物流費率
  • トンキロ単価
  • 積載率(重量基準)
  • 帰り便実車率
  • 荷待ち時間

-判明した事実-

  • 同距離帯で単価差19%
  • 帰り便空車率52%
  • 西日本拠点物流費率14.2%
2.即効改善
  • 単価再交渉(平均6.8%改善)
  • 帰り便調整(空車率52%→31%)
  • 契約書標準化

-STEP-

2nd year
経営接続フェーズ
1.投資判断支援
  • 車両自社保有VS外注比較
  • 倉庫外注切替試算
  • 拠点統合シミュレーション
2.組織化
  • 物流責任者任命
  • パートナー評価制度導入
  • 価格改定ルール制度化
  • 月次経営レビュー定例化

Impact

物流費9.4億円→8.6億円

営業利益率2.8億円→3.6億円

しかし最大の成果は別にあります。

物流が「感覚経営」から「データを活用した経営」

へ変わったことです。

まずは現状整理から

伴走の前に、現在の構造を簡易診断します。

「いまの物流で3年後も戦えますか?」

その問いから始めます。

規模ではなく、覚悟に寄り添う。

ロジエンスは、大企業にも中小企業にも本気で伴走する4PLです。

物流は外からの理屈だけで変わるものではありません。

現場の事情、取引先との関係、社内の力学。そのすべてを理解しなければ、本当の改革にはなりません。

ロジエンスは一方的に答えを提示するコンサルティングはおこないません。

経営者の悩みに向き合い、現場の声を聞き、取引先との関係も尊重しながら、現実的に実行できる形へ落とし込みます。

大企業の複雑な物流改革も行います。

同時に、物流責任者がいない中小企業とも伴走します。規模は問いません。

本気で変えたいという意思があるかどうか。

短期集中で構造を変えるプロジェクト型も、体質を作る伴走型も、私たちは常に企業の横に立ちます。

物流を責めるのではなく、物流を一緒に強くする。

それがロジエンスの4PLです。

Our Approach
ロジエンス伴走型の特徴

Executive Partnership

月次で社長と対話

Execution-Focused Design

中小企業でも実行できる設計

Result First

成果が出るまで伴走

Built to Last

改善で終わらず制度化する

Practical Transformation

大規模DXを押し付けない

このような企業様へ

物流は規模ではなく、構造で決まります。

物流責任者がいない

物流費が適正か不明

運送会社に依存

価格交渉が苦手