コラム

物流改革では、新しいシステムの導入や物流ネットワークの見直し、コスト削減施策など、さまざまな改善策が検討されます。しかし、優れた施策を実行しても、改革が途中で止まってしまう企業は少なくありません。

その原因の多くは、施策そのものではなく、それを継続的に推進するための「仕組み」が整備されていないことにあります。

なぜ物流改革は途中で止まってしまうのか

物流改革が停滞する企業には、いくつかの共通点があります。

  • 改革の責任者や意思決定者が曖昧になっている
  • 定例会議や進捗確認の場が設けられていない
  • KPIを活用したレビューが行われていない
  • 現場任せとなり、経営や他部門の支援が不足している

このような状態では、施策は実行されても改善状況を継続的に確認できず、結果として改革は自然と止まってしまいます。

改革を定着させるために必要な4つの仕組み

物流改革を継続させるためには、改善施策だけでなく、推進体制そのものを設計することが重要です。

まず必要なのは、改革全体をリードする責任者を明確にすることです。誰が意思決定を行い、誰が進捗を管理するのかを決めることで、活動が属人化することを防げます。

次に、定期的なレビュー会議を実施し、物流KPIをもとに進捗や課題を確認する仕組みを整えます。数字を確認するだけで終わらせず、原因分析や改善策の決定まで行うことが重要です。

さらに、物流部門だけではなく、営業・生産・調達・経営など関係部門も巻き込みながら改革を推進することで、全社最適の視点で改善を進められます。

部門横断で取り組むことが改革成功のポイント

物流改革は物流部門だけで完結するものではありません。

例えば、納品条件は営業、在庫は生産や調達、コストは経営判断など、多くの部門が物流に関わっています。そのため、物流部門だけが努力しても、大きな成果にはつながりにくいのが現実です。

関係部門が共通の目標を持ち、それぞれの役割を明確にしながら改善活動を進めることで、改革は組織全体に定着していきます。

ロジエンスの考え方

LOGIENCE Consultingでは、物流改革は「どの施策を実施するか」だけでなく、「どのような体制で継続的に推進するか」が成功を左右すると考えています。

推進責任者の設定、会議体の設計、KPIレビューの運営、関係部門の巻き込みまで含めて仕組みを構築することで、一時的な改善ではなく、継続的に成果を生み出す物流改革を支援します。


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