コラム

物流部門がない会社ほど、物流改革の余地は大きい

中堅企業では、物流専任の部署を持たず、営業や工場、総務などが物流業務を兼任しているケースが少なくありません。

一見すると問題なく運営できているように見えますが、物流全体を管理する役割がないことで、コストや非効率が見えないまま積み重なっていることがあります。


物流が「後追い」になっていませんか?

物流担当者が不在の企業では、

  • 配送条件は営業
  • 出荷は工場
  • 在庫は倉庫
  • 契約は総務

というように業務が分散しがちです。

その結果、問題が起きてから対応する「後追い物流」となり、物流費や品質、納品条件などを全体最適で判断できなくなります。


まず必要なのは「物流を見える化すること」

物流改革は、組織を新しく作ることではありません。

まずは、

  • 物流費を拠点別・委託先別に整理する
  • 出荷や配送条件を見える化する
  • 委託先ごとの評価や改善テーマを整理する
  • 月次で物流を確認する仕組みをつくる

こうした管理の土台を整えることで、改善の優先順位が明確になります。


ロジエンスの考え方

物流部門を新設することが目的ではありません。

大切なのは、経営が物流全体を把握し、データに基づいて意思決定できる状態をつくることです。

専任担当者がいなくても、管理する仕組みがあれば物流改革は十分に進められます。