
配送ルートの見直しは、「距離」より「密度」で考える
配送ルートを改善する際、「走行距離を短くすること」を目標にする企業は少なくありません。
しかし、物流コストや配送効率を左右するのは距離だけではありません。配送先の密度や納品条件、荷量などを踏まえたルート設計こそが、生産性向上につながります。
「最短ルート」が最適とは限らない
配送効率は、走行距離だけで決まるものではありません。
例えば、
- 納品件数
- 荷量
- 停車回数
- 時間指定
- 待機時間
- 車格や積載率
こうした条件が重なることで、車両やドライバーの生産性は大きく変わります。
距離が短くても、停車回数が多く時間指定が集中していれば効率は下がります。一方、多少距離があっても配送先がまとまり、荷量とのバランスが取れていれば、生産性の高い配送が可能になります。
見直すべきは「配送密度」
ルート改善では、地図上の距離ではなく、配送条件全体を確認することが重要です。
まずは、
- エリアごとの納品件数・荷量を把握する
- 曜日・便ごとの積載率を確認する
- 停車時間・待機時間・時間指定を分析する
- 車格と荷量が適切かを確認する
- 配送頻度や納品条件を見直す
こうしたデータを整理することで、改善すべきポイントが明確になります。
ロジエンスの考え方
ルート改善とは、地図上の線を引き直すことではありません。
重要なのは、配送条件を見直し、配送密度を高めることです。
エリア、曜日、車格、配送頻度を一体で設計し、車両と人の稼働を最大化することで、物流コストを抑えながら安定した配送体制を実現できます。
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